ALOHA
ハワイに留学中のみなさん、また留学をお考えのみなさん、ハワイ生活を楽しんでますか?
さて、今回からはハワイの自然を守ろう!というテーマのもと、
ハワイの自然や外来植物のこと、環境保全活動などについて、ご紹介します。
今回は第1弾:
ハイビスカスはハワイの花…?
みなさんはハワイの花と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
ハイビスカス?
プルメリア?
レイにも使われるピカケ?
どれも、ハワイに行けば一度は目にする
ハワイを代表するお花たちですね。
ところがこれらのどれも、
ハワイ固有の植物ではないって、ご存知でしたか?
長い歴史の中で様々な国からの移民を受け入れてきたハワイ
ハワイを代表する植物の中には、そのような方たちが持ち込んだものも少なくありません。
プルメリアはラオス
ピカケはフィリピンやインドネシア
それぞれの国花でもあるようです。
ハワイに移住してきた人たちの母国への思いと共に、
その人種の多様性も感じます。
しかし、そんな外来植物の中には、ハワイの生態系を壊すものも多くあるのです。
ハワイの自然を脅かす外来植物
ハワイ諸島は132もの島が連なる世界最大の諸島
しかしその島のどれも、今まで一度も他の大陸に接したことがありません。
周辺大陸から切り離されたハワイ諸島は、その中で独自の生態系を作っていきました。
そんなハワイ固有の生態系は、ハワイ諸島の発展とともに少しずつ脅かされていきます。
ハワイの外から来た人間が持ち込んだ家畜や植物によって、ハワイの在来植物は徐々に絶滅に追いやられていったのです。
繁殖力の強い外来植物によって、
カウアイ島のノウノウ山はほぼ覆いつくされ、
標高4000mを超えるハワイ島マウナ・ケアでは、その半分の高さまで外来植物が侵出しているのだそうです。
翻ってお花の話ですが、
カヒリジンジャー、ストロベリーグァバ、ランタナ、ハリエニシダなど、ハワイのイメージを作る植物が在来植物を絶滅に追いやっていたようです。
ハワイではそんな外来植物を排除すべく
法律を制定するなど、州をあげて対策を講じています。
しかしなかなか対応が追い付いていないのが現状です。
そんな外来植物からハワイの自然を守るために、私たちにできることはあるのでしょうか?
ハワイには私たちでも参加できる、在来植物を守るためのボランティア活動が様々あります。
次回はそんな環境保全ボランティアの一部をご紹介したいと思います!
参考にしたウェブサイトはこちら↓
では、今週も素晴らしい一週間となりますように。
MAHALO